トイレットペーパーの必要な量

トイレットペーパーの適切な量とは、どれぐらいでしょう。日本トイレ協会の発表によると、トイレットペーパーの1回の平均的な使用量は、小便の場合で80cmだそうです。ミシン目の長さが15cm程度と考えると、約5ミシン目ぐらいが平均的な使用量になります。

男女別の1日の量を比較すると、女性は12.5m、男性は3.5mということで、男女で大きな差があります。この結果からすると、トイレットペーパーをたくさん使っている女性の方が、トイレをつまらせる確率が高くなると言えるかもしれません。

衛生的しかし、トイレットペーパーの量が少なすぎても、衛生的に不安です。衛生的に考えて必要とされるトイレットペーパーの長さですが、大便中にある大腸菌は、トイレットペーパーを多少厚く使ったところで、手についてしまうそうです。トイレットペーパーを使うだけでは防ぎきれず、排便後に手を洗う必要があります。

トイレットペーパーを流す場合に、「水の量」も関係してきます。トイレのレバーは「大」と「小」に分かれていますが、トイレットペーパーを多めに使ったときは、水量のある「大」を使った方がいいかもしれません。「小」だと、流れないおそれがあります。トイレットペーパーの使用量と水の量のバランスを考えて流しましょう。

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シングルとダブル

トイレットペーパーには、「シングル巻き」と「ダブル巻き」があります。より水に溶けやすいのは、厚さのないシングル巻きの方です。しかし、シングル巻きをグルグルに巻いて使う場合は、トイレのつまりの原因になります。トイレの流しやすさは、トイレットペーパーの量が関係していると言われます。

ダブル巻きダブル巻きでも、少量使っている分には大丈夫でしょう。普段シングルを使い慣れている人が、ダブルを使った場合に気をつけた方がいいかもしれません。全国家庭用薄紙工業組合連合会によれば、シングルとダブルの平均使用量を比較した場合、小便のときはシングルで89cm、ダブルで66cm使われています。また、大便時にはシングルで177cm、ダブルで146cmとなっています。トイレットペーパーには、切り取りやすいようにミシン目がついていますが、平均15cm程度と考えるとダブルを使用する場合には、意識してトイレットペーパーを少なめに使うように注意した方が良いかもしれません。

ただ、トイレットペーパーの使用量には個人差がありますし、シングルが好きな人やダブルが好きな人などお好みもあるでしょう。どちらをお使いになるにしても一度に大量に流さずに、量が多くなりそうな場合は分けて流した方がいいということでしょう。

紙の素材

トイレットペーパーの紙の素材で、一般的なのは「パルプ」です。最近は、環境問題を考えて「再生紙」のトイレットペーパーが販売されています。手触りは、再生紙の方がやや硬めです。パルプの原料は木材などの繊維から作られていますが、再生紙の方は牛乳パックやチラシなどがリサイクルされているということです。やはり原料からして再生紙の方が硬そうです。

トイレットペーパーお尻の拭き心地を考えて、やわらかめのトイレットペーパーも売られています。硬めのトイレットペーパーとやわらかめのものでは、どちらの方が水に溶けやすいのでしょうか。なお、「水に溶ける」ということですが、実際は化学的に溶けているわけではなく、繊維がほぐれてバラバラになっているとのことです。やわらかめのトイレットペーパーの方が、バラバラにほぐれやすいということでしょう。マフラーで説明すると、丁寧に編みこまれているマフラーは手ざわりが硬めですが、ざっくり編みこまれているとやわらかく感じられます。

トイレットペーパーには、色つきや柄物のものがありますけど、余計な成分が含まれていると水に溶けにくくなります。水に溶けやすいということを考えれば、シンプルなトイレットペーパーを使った方が良さそうです。

トイレのつまりの原因

トイレのつまりの原因で一番多いのは、トイレットペーパーの流しすぎによるものだそうです。トイレットペーパーは水で溶けますから、適量を使っている分にはトイレがつまってしまうようなことはないでしょう。

トイレットペーパートイレットペーパーの代わりに、ティッシュペーパーをご利用になることはないでしょうか。ティッシュペーパーは、トイレットペーパーと違って水に溶けません。ティッシュペーパーを使用した場合につまる例もあります。トイレットペーパーとティッシュペーパーの違いですが、トイレットペーパーは水に溶けるように繊維がゆるく作られています。ティッシュペーパーは簡単に水にぬれないように繊維が密に作られているため、トイレに流しにくくなります。

トイレットペーパーが切れたときに、ティッシュペーパーを使ってしまうことがあるかもしれませんから、トイレットペーパーがいつでも補充できるように予備のものを購入しておきましょう。トイレットペーパーのホルダーの下に、予備を保存できる袋付きのものが売られています。トイレットペーパーが切れたとき、すぐに補充できるでしょう。

トイレットペーパーとなる紙の素材は種類が豊富です。一般的な「パルプ」以外に、最近は「再生紙」のものが販売されています。ほかにも、色つきのトイレットペーパーや柄物、アニメのキャラクターが描かれているようなものもあります。

ウォシュレット向けに販売されているトイレットペーパーもあるようです。ウォシュレットを使用しているご家庭は、つまると面倒ですから専用のトイレットペーパーを購入した方が良いでしょう。